研究で使う前に
新しいツールを増やすことではなく、根拠を追跡できる状態のまま研究時間を短縮することを重視します。
向いている人
インタビュー、フォーカスグループ、自由記述、観察記録、文献、臨床・公衆衛生研究データなどを扱う、医学・生命科学・社会医学・看護学・公衆衛生・学術研究の研究者向けです。
最初の一歩
最初に、分析対象のデータ形式、研究デザイン、共同作業の人数、必要なコーディングの深さ、所属機関の利用環境を整理してください。そのうえで、DedooseとNVivoを機能名だけでなく、実際の分析ワークフローに照らして比較するのが有効です。
安全に使う流れ
- 1研究目的を明確にする:探索的な質的分析、混合研究法、チームでのコーディング、文献・資料の整理など、主な用途を一つずつ書き出します。
- 2データと運用条件を確認する:扱うファイルの種類、データ量、共同研究者の人数、アクセス環境、倫理審査やデータ管理方針を確認します。
- 3比較軸を決める:コーディング、メモ、検索、可視化、共同作業、エクスポート、学習コスト、費用、サポート体制など、研究で重視する項目を優先順位化します。
- 4小規模データで試す:実際の研究データの一部またはサンプルデータを使い、コード作成、再コーディング、結果の確認、出力までを試して、研究チームで評価します。
注意点
- ツールの機能一覧だけで判断せず、研究デザイン、チーム体制、データ管理要件に合うかを確認してください。
- 質的分析ソフトは分析そのものを自動的に保証するものではありません。コードブック、分析手順、研究者間の合意形成を別途設計する必要があります。
- 臨床データや個人情報を含む資料を扱う場合は、所属機関のセキュリティ基準、倫理審査、データ保存場所、アクセス権限を必ず確認してください。
根拠チェック
- 公式サイトや最新ドキュメントで、対応ファイル形式、共同作業機能、ライセンス条件、データ管理仕様を確認してください。
- 同じ種類のデータで試用し、コード付け、検索、メモ、エクスポートの結果が研究報告や査読対応に使いやすいか確認してください。
- チーム研究の場合は、複数人での操作、コードの一貫性確認、変更履歴や作業分担の管理方法を事前に検証してください。
さらに確認したい場合
元の詳しいページを開く
このページでは研究判断に必要な要点を整理しています。詳細な背景や関連情報は元のページで確認できます。
元の比較ページを開く