研究で使う前に
新しいツールを増やすことではなく、根拠を追跡できる状態のまま研究時間を短縮することを重視します。
向いている人
生命科学、医学、臨床研究、疫学、バイオインフォマティクスなどで、研究計画、解析手順、データフロー、論文・学会発表用の図を作成する研究者向けです。コードで管理しやすい図を重視する場合はMermaid、自由度の高い手作業の作図やレイアウト調整を重視する場合はdraw.ioが候補になります。
最初の一歩
まず、作りたい図が「テキストで再現・更新しやすいフロー図」なのか、「細かな配置や見た目を調整したい説明図」なのかを決めます。研究手順や解析パイプラインのように変更が多い図はMermaid、論文投稿前の見栄え調整や複雑な模式図はdraw.ioから試すと判断しやすくなります。
安全に使う流れ
- 1研究目的を明確にし、図の種類を分けます。例:研究デザイン、患者選択フロー、解析パイプライン、システム構成、概念図など。
- 2再現性と更新履歴が重要な図はMermaidで作成します。テキストとして管理できるため、プロトコル、README、解析ノート、共同編集環境との相性を確認します。
- 3図の見た目、配置、注釈、アイコン、投稿用レイアウトを細かく調整したい場合はdraw.ioを使います。共同研究者や共著者が編集しやすい形式かも確認します。
- 4最終的に、論文、スライド、研究計画書、補足資料のどこで使うかに合わせて出力形式、フォント、解像度、変更管理の方法を決めます。
注意点
- Mermaidはテキストベースで便利ですが、複雑な視覚表現や細かなレイアウト調整には向かない場合があります。
- draw.ioは柔軟に作図できますが、図の変更履歴や再現性を厳密に管理したい研究ワークフローでは運用ルールが必要です。
- 論文・学会発表で使う場合は、ジャーナルや学会の図表規定、解像度、フォント、色覚多様性への配慮を必ず確認してください。
根拠チェック
- 研究プロトコルや解析コードと図の内容が一致しているかを確認します。特に対象者数、除外基準、解析ステップは原資料と照合します。
- 共著者や共同研究者が、同じ図を再編集・更新できる形式で保存されているかを確認します。
- 最終版の図が、本文、方法、結果、補足資料の記述と矛盾していないかを投稿前に確認します。
さらに確認したい場合
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