研究で使う前に
新しいツールを増やすことではなく、根拠を追跡できる状態のまま研究時間を短縮することを重視します。
向いている人
医学、生命科学、臨床研究、公衆衛生、薬学、看護学などの分野で論文、症例報告、総説、学位論文、投稿原稿を作成する研究者、大学院生、医師、医療専門職、研究支援者向け。AIを下書きや整理に使いたいが、内容の正確性や引用、査読対応の品質を落としたくない人に適しています。
最初の一歩
まず、対象ジャーナルの投稿規定、論文種別、研究デザイン、主要メッセージ、図表、引用文献リストを整理します。そのうえでAIには「論文の代筆」ではなく、構成確認、段落の役割整理、表現改善、査読コメントへの対応案作成など、検証可能な作業単位で依頼します。
安全に使う流れ
- 1研究目的、対象、方法、主要結果、結論を短くまとめ、IMRAD構成や投稿先の要件に照らして、各セクションに必要な情報がそろっているか確認する。
- 2各段落について、主張、根拠、解釈、次段落への接続を点検し、冗長な表現、論理の飛躍、結果と考察の混在をAIで洗い出してから著者が修正する。
- 3査読コメントは論点ごとに分解し、回答方針、原稿修正箇所、追加解析や説明の要否を整理する。回答文は丁寧かつ具体的にし、最終判断は共著者間で確認する。
- 4投稿前に、抄録、図表、統計記載、倫理承認、利益相反、データ利用、引用形式、ジャーナル指定書式をチェックリスト化し、AIの指摘と人による確認を併用する。
注意点
- AIが生成した引用、DOI、ガイドライン名、統計用語は誤っている可能性があります。必ず原著論文、PubMed、出版社サイト、投稿規定で確認してください。
- 未発表データ、患者情報、個人情報、機密性の高い研究計画を外部AIに入力する場合は、所属機関の規程、倫理審査、データ管理方針に従ってください。
- AIの英文校正や表現提案は、研究結果の意味を変えない範囲で利用します。過度な言い換えにより、効果の過大表現、因果関係の誤示、限界の軽視が生じないよう注意します。
根拠チェック
- 本文中の主要な主張が、対応する結果、図表、統計値、信頼区間、P値、または引用文献によって支えられているか確認する。
- 引用文献が実在し、記載内容と一致しているかを原文で確認する。特に診療ガイドライン、システマティックレビュー、RCT、観察研究の解釈は慎重に照合する。
- 研究デザインに応じて、CONSORT、STROBE、PRISMA、CARE、ARRIVEなど該当する報告ガイドラインを確認し、必要項目の不足を投稿前に点検する。
さらに確認したい場合
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このページでは研究判断に必要な要点を整理しています。詳細な背景や関連情報は元のページで確認できます。
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